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 12月8日はお釈迦さまがお悟りを開かれた日で、成道会じょうどうえといいます。お釈迦さまは35歳の時、それまで6年にわたって行ってきた体を痛めつけるだけの荒行苦行の無益さに気づき、ネーランジャラー河で沐浴されて心身の疲れを癒し、近くを通りかかったスジャーターという娘が差し出した乳粥を召し上がり体力を回復されました。

 その後、ガヤーと言う地に赴き、12月1日、大きな菩提樹の下で静かに坐禅に入られました。一週間後の12月8日の早朝、明けの明星の輝きを見たお釈迦さまは全ての悩みから解放され、お悟りを開かれたのです。

 それは、「全ての現象(果)には、その原因(因)や条件(縁)となるものがあり、それらを突き詰めることにより様々な苦しみから解放される」という『縁起の法』であり、それを実践する為の教えとして『四聖諦八正道ししょうたいはっしょうどう』をお示しになりました。

 「四聖諦」とは、「苦諦(くたい)・集諦(じったい)・滅諦(めったい)・道諦(どうたい)」であり、「人生の苦しみを知り、理解して原因を突きとめ、克服していく、その方法」です。

 「八正道」とは、“その方法”を具体的に示したもので、正見(正しい物の見方)・正思惟(正しい考え方)・正語(正しい言葉)・正業(正しい行い)・正命(正しい生活)・正精進(正しい努力)・正念(正しい意識)・正定(正しい禅定)です。

 このお釈迦さまの教えが仏教の根本となり、現在も人々を正しい方向へ導く真実の光となって、天地に満ちわたっているのです。

 この成道会に因んで、永平寺・總持寺をはじめ各地のお寺では、12月1日〜8日までの間、一日中坐禅をする修行「摂心(せっしん)」をお釈迦様への報恩の行として行っています。



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