その後、ガヤーと言う地に赴き、12月1日、大きな菩提樹の下で静かに坐禅に入られました。一週間後の12月8日の早朝、明けの明星の輝きを見たお釈迦さまは全ての悩みから解放され、お悟りを開かれたのです。 それは、「全ての現象(果)には、その原因(因)や条件(縁)となるものがあり、それらを突き詰めることにより様々な苦しみから解放される」という『縁起の法』であり、それを実践する為の教えとして『四聖諦八正道(ししょうたいはっしょうどう)』をお示しになりました。 「四聖諦」とは、「苦諦(くたい)・集諦(じったい)・滅諦(めったい)・道諦(どうたい)」であり、「人生の苦しみを知り、理解して原因を突きとめ、克服していく、その方法」です。 「八正道」とは、“その方法”を具体的に示したもので、正見(正しい物の見方)・正思惟(正しい考え方)・正語(正しい言葉)・正業(正しい行い)・正命(正しい生活)・正精進(正しい努力)・正念(正しい意識)・正定(正しい禅定)です。 このお釈迦さまの教えが仏教の根本となり、現在も人々を正しい方向へ導く真実の光となって、天地に満ちわたっているのです。 この成道会に因んで、永平寺・總持寺をはじめ各地のお寺では、12月1日〜8日までの間、一日中坐禅をする修行「摂心(せっしん)」をお釈迦様への報恩の行として行っています。 |
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